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突撃!隣のオーバーホール!第39話 疑惑のCal.2235

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今回で39回目を迎えたオーバーホール情報です。サンキューのゴロとは裏腹にちょっとおどろおどろしいタイトルになっておりますが、今回のお時計はデイトジャストです。しかもフラワーモチーフにダイアベゼルという華やかなモデルで、ピンクゴールドとSSのロレゾールです。ケース径は31mmで準レディースとも呼べるミドルサイズ。実際に情報提供をしていただいた匿名様の奥様がご使用されている品です。

先日リューズ操作が全て空回りするようになったとのことで日本ロレックス送りに。時計自体はG番ですから2010年のものなんですが、新品で正規店購入後、一度もオーバーホールをしていなかったそうです。製造後7年ほど経過していますし、O/H必須だろうと思っていたのですが・・・話の流れ上、先に明細を載せておきます。

情報提供 匿名様
モデル名 デイトジャスト31
モデルNo. 178341
シリアルNo. G******
見積日 2017年5月
取扱店 福岡サービスセンター
メンテナンス項目 数量 単価 金額
ムーブメント関連技術料金      
内部点検調整 1 16,000 16,000
時間調整 1 8,000 8,000
小計 24,000
送付手数料  
消費税 1,200
合計 25,200

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いざ時計が仕上がってくるとO/Hの項目もなく、非常に安価な請求書が。じつはこのCal.2235には欠陥とも受け取れる持病があるらしく、裏抑えが折れたり、オシドリが破損するケースが多いようです。根拠は日本ロレックスに10年務めた後、今は自身で工房を開設されている方が、某SNS上にて2235について欠陥だと述べている事です。新しい部品に差し替えた直後に同じような破損が起こるケースが多く、日本ロレックスでも保証期間内であれば無償で対応して頂ける旨がかかれていました。

ロレックスは販売後も各国輸入代理店を通して、不具合などの報告をさせていまして、それに対しての改善を繰り返し行うことで知られています。この2235に関してもまだまだ熟成段階ということなのでしょうか。

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ここからは予測ではありますが、ロレックスが製造から7年たった時計をO/Hをせずに、修理のみ受け付けるということは少し考えにくいと思います。ロレックスとしてはまだ対応ができていないCal2235については、内部点検調整ということで安価にO/Hを含めて対応しているのではないかと予測します。顧客に図らずも迷惑を掛けてしまった事に対しての誠意ではないかと思います。ただし!ロレックスがムーブメントの欠陥を理由にO/Hを無償で対応したということは絶対に認められないはず。内部はO/Hされているとしても、外装の磨きは絶対に行わないと思います(笑)

ちなみに今回の匿名様は、時計はもちろん美術品や装飾品なども百貨店の外商を通して購入されるような方です。もちろん今回のメンテナンスも外商経由で出されています。まさか日本ロレックスがデパートの外商に今流行りの忖度をした可能性も・・・もうこの辺でやめておきましょう。こんな事書くから日ロレから睨まれるんだろうな・・・(被害妄想っていうかそもそもチェックされない)

さて・・・あと一つ疑問がのこります。もう一つの項目、時間調整で8000円を徴収していることです。語句をそのまま受け止めると、今の時間に合わせる作業をしたので8000円頂きます!と読めるのですが・・・これはおそらく歩度調整かなにか精度を高めるための調整と思われます。まさか時刻を合わせただけで8000円請求するはずがありませんし、もしそんな仕事があるなら私が4000円で請け負います(笑)

匿名様、この度はなかなか面白い情報を提供して頂きましてありがとうございました!これに懲りずまた提供お願い致します!
では(・ω・)ノ

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突撃!隣のオーバーホール!第38話 オイスタークォーツ 17013

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昨日に引き続きオイスタークオーツ17013のO/H情報です。上の写真でいうと右側のシャンパンダイアルになります。1978年製ということで初期出荷と考えて差し支えないかと思います。今回ダイアル交換は行っていないのですが、すでにルミノバ夜光のダイアルに変更されている事から、日ロレでの履歴がしっかり残っている個体ではないでしょうか。

というわけで今回もO氏からの説明文を引用させていただきます。

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2号機:♯17013、1978年式、シャンパンダイヤルが元の仕様。(初期生産に近い?)
針及び、ダイヤルは、すでにルミノバ仕様の為、以前オーバーホールに一度は、出している模様。
1号機のダイヤルと比較すると、2号機のシャンパンの色濃度が濃いのですが、ルミノバ仕様で再生産する時に他のモデルのダイヤルと合わせて生産する為、濃い色なのでしょうか?それとも単に焼けているのでしょうか?

情報提供 Oさん
モデル名 オイスタークォーツ
モデルNo. 17013
シリアルNo. 54*****
見積日 2017年6月
取扱店 タカシマヤ ウォッチメゾン
メンテナンス項目 数量 単価 金額
オーバーホール料金 1 43,000 43,000
リューズ交換      
Crown Oyster YGF MONOBLOCK 1 11,000 11,000
チューブ交換      
Tube 1 3,500 3,500
クラスプ用バネ棒交換      
Springbar for clasp 62510H 1 500 500
ブレスレット部品交換      
Tube of The Case 96673 SY 4 500 2,000
ブレスレット部品交換      
Pin of The Case 96673 SY 2 500 1,000
電池交換      
内部部品交換 1 5,000 5,000
小計 66,000
消費税 5,280
合計 71,280

引用ここまで、原文ママ。まずダイアルの色味についてですが、これは仰る通り色味に変化があります。初期のダイアルは非常に色が浅くて淡白なイメージ、ルミノバ以降になると青やシャンパンが濃くなりコントラストが高い感じがします。当時の資料を見ても昔のダイアルは淡白なイメージですので、これは焼けではなく、こういう仕様なのかなと私個人は考えていますが、色合いというのも印刷物やモニター越しにみて分かるものではありませんし、当時を知らない私が言及すること自体ナンセンスかもしれませんね。

あとこの2号機も裏ブタに錆があったようですが、防水検査はクリアしているようです。ウラブタだけなら問題ないのですが、ミドルケース交換となると非常に高額なメンテナンスになる上に、シリアルが変更されてしまうのでギャラ付きの価値がちょっと微妙になってしまうかもしれません。メンテナンスの明細を合わせもっていれば正規ギャラ付きである事は分かると思いますが、イチイチ合わせ技が必要なのはいただけませんよね。

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以上、2本分を連日公開致しました。実に珍しい1人で2本とも同じ時計という面白い情報でした。O氏には感謝感謝です。ありがとうございました。今見積もり中のシルバー、最後にまだ見ぬ青も含めてまた是非情報をご提供ください。4本、4色が並んだ時計ボックスの写真とかだけでも興味があります(笑)
では(・ω・)ノ

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