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為替とロレックスの並行価格推移

  18, 2016 16:05
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以前ロレックスの並行価格と為替や日経平均株価などの関係について、かなり雑に書いたことがありました。

ロレックスと為替と日経平均株価←その雑なやつです。

最近は一時期の円安トレンドから完全に円高へとシフトしています。景気も全体的に停滞し、世間では高級品離れが起こっているようです。百貨店の時計売り場では中国語がやかましい程に飛び交っておりましたが、今では客もまばらでひっそりとしています。というわけで今回も為替とロレックスの並行価格、さらには今年発表された新作との関係なども見ていきたいと思います。

と言っても冒頭のグラフをみると全てわかっちゃいますよね。一応説明しておきますが、水色の細い線がドル円相場です。そして赤の線がデイトナ116520の黒ダイアルの平均価格推移です。緑はサブマリーナデイト116610LNの平均価格推移となっています。時計のデータは価格.comに掲載されてある新品の平均値です。まあ一種の指標にはなるでしょう。そして黒の縦線はバーゼル2016で新型デイトナ116500LNが発表されたタイミングを表しています。

しかしデータをみるとここまで見事に別れるものかと関心させられます。基本的にロレックスの並行価格は為替や株価と同じ線を描きます。バーゼル2016以前を見ると同じような傾向が見られますよね。新作が発表されたサブマリーナーデイトはバーゼル後も大体為替と似たような動きです。

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しかし新作が発表されてディスコンとなったデイトナに関して言えば、完全に為替との連動をやめて独自の値動きをしています。供給過多だから値上がりはしないなどと囁かれた116520もディスコンとなればやはり値上がり傾向のようです。この時期は急速に円高に振れている時期ですから、仮に額面で現状維持であったとしても、サブデイトは値下がりしていますから、相対的にみれば値上がりしているようなものです。しかし実際は額面で値上がりしていますので、「かなりの値上がり」と捉えても差し支えがないのかもしれませんね。

というわけで今回も雑に考察してみました。結論としてロレックスの並行新品は基本的に為替に連動しますが、新作が出たり、ディスコンになったりという個別の要素があった時はそればかりではないということが言えます。購買時の一つの指標としてお役立てください。

では(・ω・)ノ

Tag:考察デイトナサブマリーナ

Comment 2

いなりずし  

おはようございます

今回も興味深い記事ですね。

こうしてグラフで見させてもらうと、へ~と思います。

平行狙いの一般庶民としてはどんどん円高になってほしいのですが、

そんなこと言ったら怒られる場合もあり・・・

今は、いつ、どこまで値が落ちるか戦々恐々としつつ、貯金に励もうと思います。

また記事を楽しみにしています。ではでは。

追伸:バドミントンダブルスに感動しましたが、

吉田沙保里が負けることなんかあるんだ・・・

最近で一番驚きました。

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えーす  

Re: おはようございます

いなりずしさん、こんにちは!

時計好きの皆さんは当然知っている事だと思いますが、グラフにしてみると面白いですよね。
私も庶民ですので値が落ちるのは大賛成です。
もちろん所有しているものの価値も落ちていきますが、売らないなら関係ありません。

安くなったらまた買い足そうかなと思っています。
ただ安くなってくるといい出物になかなか出会えなくなりますね。

吉田選手は残念でしたね。
女子レスリングの成績が良すぎる中だったので余計にショックでしたが、そもそも銀メダルでもかなり凄いです。
是非とも胸を張って帰国して頂きたいですね。

では(・ω・)ノ

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