最新記事

全ての記事を表示する


腕時計界にチャイナショック!

gaeth64s45t1s4rh.jpg

なかなか興味深い記事がBloombergにあったので私の意見も交えながら簡単にまとめておきます。

最近何かと暗い話題が多い腕時計界についてです。2013年から中国の習金平指導部は官僚の汚職取り締まりの強化をしています。中国は賄賂がかなり横行していて、日本企業が進出しても賄賂に次ぐ賄賂で驚いた方も多いと思います。官僚が受け取った金銭はマカオで賭博に使用されたり、高額な腕時計の購入に使われたりしていました。その資金が絶たれたことで香港を中心とした腕時計のマーケットが打撃を受けています。

ここにスイスフランの高騰やETA2020年問題を受けての自社ムーブ化による販売定価の上昇が追い討ちとなって、ここ数年は時計の売り上げが極端に落ち込んでいるわけです。2015年5月以降は右肩下がりに輸出額が減少を続けていまして、2016年10月の落ち込みは過去10年でも最大となってしまったようです。

65s4rg6s54gvs654r1.jpg

今度は日本国内に目を向けます。一時期は中国からの観光客による爆買いのおかげで、百貨店はかなりいい売り上げを記録していたようですが、中国政府は2016年4月から海外で購入した腕時計に高額な関税を課すようになりました。中国国内の冷え切った国内消費をアップさせるためのが目的です。具体的な数字を挙げますと、腕時計の関税を従来の30%から60%に引き上げたそうで、これにより中国人観光客は日本で時計を買うよりも、中国国内で買った方が安いという状況が生まれました。このためいわゆる爆買いが影をひそめたというわけです。

894568456845645654r.jpg

これらの事情が重なりスイス時計業界は危機に晒されているそうです。窮地に陥った正規販売店を救うために、時計メーカーは正規販売店に卸した在庫を買い戻しているとか。スイス連邦関税局が公開している資料によれば2002年の買い戻し率を基準にすると2016年は3倍(1.3憶スイスフラン)にも及んでいます。しかも2016年の数値はまだ途中集計のため、10月時点での数値だというから驚きです。

もちろんこれらの経済的な理由だけではありません。若者の価値観や生活スタイルの変化などもあり、限りある資産を腕時計にという流れが減る傾向もあります。2017年も様々な理由からスイス時計業界には試練の年となりそうですが、各メーカーが腕時計自体の質を向上させ、価格を下げる方向で定価を改定すれば、時計好きにはこの上ない買い時になることはまちがいありません。

では(・ω・)ノ

テーマ : 腕時計
ジャンル : ファッション・ブランド

tag : 雑談



コメントの投稿

非公開コメント

 

No title

こんにちは。
わかりやすい記事をありがとうございます。
いつも更新楽しみにしています。
しかし情報はどこから仕入れてくるのでしょう?いや、疑っているのではなくて感心しているのです(^^;)
この記事を読み年明けにグリサブを購入しようと思っていましたが悩みます。
だって、定価が下がるなんて事があればいやですもん(;з;)
正規店にグリサブが3ヶ月鎮座している理由がわかったような。。。

Re: No title

店長さん、こんばんは!

日本のメディアって海外の情報を流すことが少ないんですよね。
例えばCNN(アメリカのニュース専門ケーブルTV)なんかをみていると、
かなり重大なニュースを流しているのに、
日本ではどうでもいいお笑い番組とかを垂れ流していたりします。

何が言いたいのかというと、時計に限らず何かしらの情報を得たいのであれば
日本のメディアよりも海外のメディアのほうが有利なのかなと私は思います。

ちなみに、定価が下がるのなら買い時と言っただけで、
下がらないかもしれませんよ(笑)
特にロレックスやパテックなどのブランド力の強いメーカーはなかなか下げないと思います。

是非後悔のないロレックスライフを送ってくださいね^^
では(・ω・)ノ

えーすさんこんばんは。

いつも興味深い記事をありがとうございます。
ここ数年の各時計メーカーの値上げは私には理解不能でした。
黙っていても売れるところはいいでしょうが、そうでもないメーカーは
大変でしょうね。
まあ、私にとっては今まで調子に乗ってた天罰じゃ!と言いたいですが。
チュードルも日本正規展開の話も立ち消えでしょうかね?チュードルブームが
起きて過去のクロノタイムの相場が上がるかな?と期待していましたが
空振りですね(笑)
最近はスピマスにお熱な私です。ではでは

Re: えーすさんこんばんは。

skywaveさん、おはようございます!

2013年のニュースで、チュードルが2014年に日本再上陸という情報でしたね。
報道の後から既に香港での落ち込みが始まっています。
2014年にチュードルのCEOが香港での落ち込みと並んで日本でも芳しくないことをインタビューで答えていました。
恐らくここ数年の落ち込みが原因でチュードルの日本展開は立ち消えになったと思われます。

クロノタイムはもちろん中古しかありませんが、相場的には若干上がっている?感じですかね。
とくに791x0は結構上がっているように思います。
792x0は数が多いのでしばらく変わらないかもですね(笑)

時計の値上げにはETA問題と為替、中国の政策などが主な原因だと思いますが、
各時計メーカーの自業自得とまではいえないかもですね。

売れるからと言う理由で調子に乗って定価を上げまくったところは論外ですが(笑)
では(・ω・)ノ

カタログ

えーすさんこんにちは~
非公開のままで結構ですが、もうお持ちかもしれませんが、2016―2017の新しいカタログでてますよね。

ディープシーのDブルーもしっかり載ってますね。

市場では品薄のようですが、ディスコンにはならないのかなぁ?

Re: カタログ

YASUさん、おはようございます!

新しいカタログ出ていますね~
忙しくてなかなかもらいに行けないのですが、
今度時間を作って行ってきます!

Dブルーの正規店入荷は結構あるようです。
以前からディスコンの噂が絶えませんがダイアルリストにもしっかり掲載されていましたし、
もうしばらくは大丈夫だと思いますよ。

では(・ω・)ノ

カテゴリ
日ロレメンテ情報
9995563OH.png

RQYm9X1382207271.gif
日ロレメンテ記録の記事一覧

情報提供したいという方へ
リンク

このブログをリンクに追加する

リンクに関する事や当ブログへの苦情などはこちらからお願いします。


QR
FC2 Blog Ranking
ファッション・ブランドジャンル
20位

腕時計ジャンル
2位

にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へ
Sponsored link
よく読まれている記事