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チュードルとブライトリングがムーブメントを相互供給か

  26, 2017 17:53
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ブライトリングのスーパーオーシャンヘリテージⅡというモデルをご存じでしょうか。ブライトリングのマリンスポーツ用モデル、スーパーオーシャンの60周年記念として今年発表された新作モデルです。こちらには42mmと46mmのモデルがありまして、搭載されているムーブメントはブライトリングCal.B20という自動巻のものです。COSCを取得し70時間のパワリザ―ブを確保しています。

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実はこちらのムーブメントは、チュードルの自社開発ムーブであるCal.MT5612をベースとしてブライトリングが調整、仕上を施して使用しています。国内の公式サイトでは見つけることができませんでしたが、海外の公式で記述を見る事ができました。ムーブメントの自社開発には多額の費用がかかると聞きます。今年になってブライトリングは身売りのニュースもありましたし、経営難から自社ムーブメントを開発するよりはチュードルから供給してもらおうということなのかと思えてしまいます。ですが供給を受けているのはブライトリングだけではないようです。

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チュードル今年の新作であるブラックベイクロノグラフです。こちらのムーブメントCal.MT5813はブライトリングの自社開発クロノグラフ用ムーブメントであるB01をベースとしています。B01と言えばブライトリングのフラグシップモデルであるクロノマットに搭載されているムーブメントです。

最近では各メーカーが自社ムーブメントを開発・搭載するケースが増えてきていますが、これはETAの2020年問題が原因である事は明らかです。細かい事の経緯は省きますが、2020年1月1日をもってスウォッチグループ外へのETAムーブメント供給が止まる事が決まっています。

この事を受けて各メーカーはムーブメントの自社開発に躍起になっているのでしょう。しかしながらムーブメントの開発には多大な費用が必要です。その費用は時計の価格上昇となって消費者に降りかかります。時計の価格が上がりすぎた事や、他の外的要因もあって、最近の時計の販売数は鈍っていますよね。その販売不振が先日あったブライトリングの身売り報道に繋がったのかもしれません。

話がそれました。ブライトリングとチュードルはお互いに自社開発したムーブメントを供給し合うことで、コストダウン、ひいては時計の価格を抑える事を目指しているのでしょう。スイス時計業界は大変厳しい状況にあるようですが、創意工夫を以って生き残ってもらいたいと思います。

※個人的な思い込みや憶測で書いている部分もあります。詳しい方がいらっしゃいましたらコメント欄で教えて頂けると幸いです。

Tag:雑談 考察

Comment 2

イワ  

ブライトリング

チュードルと繋がってたとは驚きです!

ロレ傘下になり生き残りを目論んでるんですかね?(笑)

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えーす  

Re: ブライトリング

イワさん、おはようございます!

ブライトリングがチュードルから供給を受け始めたのは知っていたのですが、
まさかチュードルの今年の新作にブライトリングが絡んでいるとは思いませんでした。

ムーブメント供給の条件に傘下になることが入っているかもしれませんね(笑)

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